Books出版
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2001/09/01発行
「目が甦る驚異のブルーベリー」(日東書院刊)の第2弾。
北欧産野生種ブルーベリーに含まれるアントシアニンが目に効くだけでなく、新たな効果があることがわかりました。それは、動脈硬化の真犯人である酸化LDL(酸化したコレストロール)を減少させるということです。そして血圧まで降下したのです。
この研究はメタボリック症候群の改善を目的として行われ、結果として酸化したコレステロールの減少、血圧低下、酸化ストレスマーカー値の減少が認められたのです。この結果は、ブルーベリーの抗酸化機能や抗炎症作用はもちろん、高脂血症治療作用(コレストロールや中性脂肪を減らす作用)、降圧剤様作用(血圧を下げる作用)、抗糖尿病作用(糖尿病を改善する作用)にも極めて有効な働きがある可能性を示唆しています。
今後ますます研究や臨床が進められるなかで目だけではなく脳にも幅広い活躍が期待されます。